自分が正しいと思い込んでしまう
子どもの頃はよく親や先生、近所の人に何かしらの注意をされたことがあると思います。
内容に関しては千差万別ですが、確実に今よりも人からの指摘が多かったと思います。
部屋を片付けない、外から帰ったら手を洗いなさい、ゲームをやめて宿題しなさい・・・
そして大人である今、もし何かしらの指摘を受けても
「この人は間違っている!」
と一方的に思ってしまい、指摘をそこまで真剣に受け止めなくなっているかと思います。
つまり、自分が正しいと思い込んでしまっているのです。
もちろん個人の視点で見ればその通りですし、特に問題はありません。
自分が生きたいように生きるのが一番楽ですから。
しかし、人は社会で生きています。
人と関わって生きていく以上、ある程度は人と合わせないといけないのです。
例えば、映画館の中でまるで自分の家みたいに寝転んで、大笑いしながら、スマホで誰かとLINEしていたら確実に周りの人に迷惑ですし追い出されます。
社会とはそういうものなのです。
自分勝手な行動をして周りに迷惑を掛ければ、淘汰され爪弾きにされてしまいます。
他人が介在する以上、客観的視点が必要になるのです。
注意してくれる人は貴重
ほとんどの人は指摘してくれません。
静かに見定められ、時には見捨てられるでしょう。
そんな中、注意してくれる人はとても大切です。
もちろん中にはただ、いちゃもんをつけたいだけの人もいるのは事実です。
ただ、全てをいちゃもんと思わずに貴重な客観的な意見だと認識してみてください。
ただ1人の意見なのか、全員が思っていることなのか分からない場合には、
指摘された内容を他の人に聞いてみるのもいいです。
自分ではなかなか気づきにくいことでも、人から見たら一目瞭然なことはたくさんあります。
僕自身も自分では鼻呼吸を意識しているつもりでも、よく彼女に口呼吸していると指摘されます。
自分らしさも大事ですが、客観的視点の一助として指摘を利用してみてください。
ちょっとした自己啓発書よりすぐに自分を変えられる力が指摘にはあります。
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