効率化の罠

思考

効率化は必要?

昨今では、ありとあらゆるものが効率化を求められております。

料理では圧力鍋では具材を指示通りに入れるだけで美味しいカレーが作れたり、
読書ではさまざまな書籍要約媒体があったり、
娯楽であるはずのエンタメですら動画を倍速にして視聴したり、

きっとあなたも何らかの効率化を取り入れているはずです。

1日は24時間しかなく、睡眠や食事などの生活に必要な時間と仕事などの拘束される時間を除くと自由に使える余暇時間が少ないのも効率化が求められている要因の一つだと思います。


そこで質問です。

あなたは効率化して浮いた時間を有効活用していますか?
また目的を持って効率化をしていますか?

手段が目的になっていないか

もしも、上記質問に即答できないようでしたら


本来「手段」であるはずの効率化が
「目的」になってしまっている可能性があります。


もちろん効率化したいだけの人ならいいのですが、
ほとんどの人は何かしらの目的があって効率化を図っているはずなのです。

例えば料理する時間を20分短縮させて、その分資格の勉強をする。

動画を倍速で見て映画を週に20作品見る。

そいった効率化したことで何ができるかを目的にしているはずです。


今一度、効率化して得た時間を何に使うか考えてみてもいいでしょう。

無思考な効率化

それとは別に、ただ何となく効率化している場合は少し注意が必要かも知れません。

なぜなら、ただ楽な方を選んでいるだけの可能性があるからです。

人間は楽な方に流れてしまう生き物なので仕方がないことなのですが、

料理はどうやって作れば美味しくなるのか、活字を読み頭の中で整理しながら読書すること、
演じている俳優の上手な間の作り方や演出、


そう言ったところは効率化によって見落とされがちなところです。


少し面倒かも知れませんが、ぜひ面倒くさいことをやってみてください。
結構人生の豊かさと言うものはそう言ったところに隠れているものです。


それに経験にもなります。


もし実際にやってみて、それでも面倒くさいなら効率化の出番です。

是非、今週は普段やらない面倒くさいことを1つやってみてください。
もしかしたら人生が豊かになるヒントがあるかも知れません。

shon

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